父の事を思い出す花屋さん

思い出の花屋さん

私の父は、花が好きで、春になると花壇をキレイにしていた人だったのです。母より父のほうが、花に関しては知識も多かったと思います。

そんな花が好きな父が、逝って数年が経ちます。父がよく行っていた花屋さんは、実家の近くにありますので、結婚して実家から離れた私は、そこまで毎日のようにその花屋さんに行く機会はありません。それでも、たまに実家に行くと、やはりその花屋さんの近くを通ります。

父が亡くなってしばらくは、その花屋さんにも、近くの道を通る事も出来ないでいたくらいです。近くを通っただけで、父の事を思い出し、涙が出ていたのです。

数年たった今は、寂しさや悲しさが、懐かしさに変わっています。

定期的に通う花屋さん

ようやく、家族とも花屋さんの話をする事も出来るようになっています。春になれば、腰の悪い母に代わって、花壇をキレイな花でいっぱいにしています。お正月には、お正月花を飾ります。

私の花好きは、多分父の影響だと思っています。私も花が大好きです。部屋に飾ったり、花壇に植えたりと、季節の花を楽しんでいます。自宅の父の写真の前には、常に花が絶えないようにしています。毎回、花を交換する時には、今日はこんな花を買ってきたよ、と声をかけています。

最後に

実家の近くの花屋さんには、たまにしか行けませんが、春や秋、冬と、季節ごとにいつもその花屋さんで花を買い、花を楽しんでいた父です。その花屋さんへの道も、よく一緒に行ったなと、今では懐かしい思い出になっています。