子供の憧れる職業 お花やさん

子供の頃、私が憧れていたお仕事といえば花屋です。

幼稚園の頃や小学生の頃は花がとにかく大好きでしたし、周りの友達もお花屋さんになりたいと考えている子の割合が高かったり、小さい子供たちにとっても花屋は憧れのお仕事です。

ただ、実際の花屋のお仕事はただ花を売るだけではなく、とにかく朝早くからお店の準備をこなす必要があったり、重たい土や草木を毎日たくさん持つ必要があるのでかなりの体力勝負だったり、水を良く触るお仕事なので手荒れに悩むといったこともありがちです。

実際は重労働

子供の頃は何も知らなかったので、お花を売ったり、花をアレンジして花束を作るだけなのかと思っていたのですが、実際には花屋のお仕事はものすごくハードであることに気付かされ驚きました。

基本的にはずっと立ちっぱなしでお仕事をしていることが多いですし、花屋で働いている人はかなりの早朝から花を仕入れたり手入れしたり徹底した管理を緻密にこなしているので、花屋で働く人を尊敬するようになりました。

憧れから趣味のガーデニングへ

私は趣味がガーデニングなので、花屋には時々通うことにしています。
花はホームセンターでもよく売られているのですが、私は家から10分ほどの場所にある、家の近所の小さな花屋さんに行くことが多いです。

40代ぐらいの奥さんがいつも素敵な花を丹精込めて手入れしており、安心できるお店です。
お店の人と世間話をしたり、花の育て方や管理の方法について相談に乗ってもらうこともあります。

花屋で買った苗が綺麗に育ち、しっかりした花を咲かせた姿をスマホで見せたところ、お店の人に非常に喜んでもらえてうれしかったです。

盆栽の流行

最近では盆栽が流行っています。

盆栽というと十年ほど前までは「昭和生まれのおじさんの高尚で小難しい趣味」という感じが強いものでした。

しかし、現在では「ミニ盆栽」や「苔玉」といった非常に小さくかわいらしいものがブームとなり、若い女性にも親しまれるようになりました。

今回はそんな盆栽の育て方を、基本に立ち帰ってご紹介します。

盆栽のやり方
※まず道具を準備しよう!

最初に必要なものを一通りそろえましょう。植え替え作業で必要なものが無かったりトラブルが発生すると大変です。

・鉢 大事な盆栽のステージです。自作しても構いません。

・土 基本はケト土と小粒の赤玉を1:1で混ぜます。手軽に専用肥料でもよし。

・剪定ばさみ 枝を奇麗に切れるものを用意しましょう。

・鉢底ネット 鉢の底に敷いて通気性を確保します。

・割りばし 又は 竹串 植え替えの際、根の土を払ったり、押し込むのに使います。

・針金 鉢底ネットの固定や、木の固定に使います。

・ペンチ 針金を切るのに使います。

・じょうろ 小さなもので構いません。

この他に剪定はさみが入らない場所の手入れにピンセットや芽掴みがあるとよいでしょう。

※木を購入しましょう!

盆栽に使う木というのは、鉢植えで育てられるなら実は何でも構わないのですが、初心者はあまり奇抜なものを選ばない方がいいでしょう。

盆栽というのは、鉢植えの上に自然を模した情景を作り出す「生きたジオラマ」でもありますが、メジャーを外れると途端にただの鉢植えになってしまうからです。

初心者には真柏、山モミジ、ケヤキの三種類が特に育てやすく病気にも強いのでお勧めです。

木の大きさは植える鉢にあったものを購入してください。手のひらで抱えられる程度のものがお勧めです。

※ではさっそく植え替えましょう。

いよいよ植え替えですが、難しいことはありません!

1.鉢底ネットを鉢穴より大きめにカット、針金を通して固定します。

2.木を固定するための針金を切り出し、鉢底ネットにあらかじめ通しておきます。

3.苗木の根を洗って、土を落とし、鉢に入るように根切りします。

4.針金で苗木を固定しながら植え、土をいれます。

5.しっかりと細かいところまで土が入ったら、水をたっぷり与えて完成です。

※育て方

盆栽は生き物です、しっかり毎日かわいがってください。

・水のやり方

大きさにもよりますが、盆栽は土の量が少ないので水を与える回数は春、秋は1回、夏は2回以上、冬は2日置きが目安です。

与える量は底に水が流れるまでたっぷりです。

・剪定

奇麗に見えるように、バランスよく、伸びすぎたところや、重なったところを切ってください。

・植え替え

2~3年に一度、春に一回り大きな鉢に植え替えを行ってやるとよいでしょう。

・日光浴

屋内で育てている場合は、病気を予防するために週1回、日光浴させてあげて下さい。

※まとめ

いかがだったでしょうか。盆栽は高尚なものでも難しいものでもありません。誰でもできる楽しい趣味です。

ぜひあなたも、お気に入りの木を育ててあげて下さいね。